ハワイは観光業だけでなく、コーヒー産業も盛んです。
有名どころでいえば、ハワイ島コナ地区の「コナ・コーヒー」。上質なコーヒーで、市場の流通量が少ないことから、世界3大コーヒーの一つともいわれています。
実はコナ・コーヒーの他にも、ハワイにはおいしいコーヒーがいっぱいあります。
そのうちの一つが、カウアイ島の「カウアイ・コーヒー」。
先日、カウアイコーヒー・カンパニーを観光してきました^^
こちらの農園は、
- アメリカで一番規模が大きいコーヒー農園
- HAWAI’I Magazine Readers’ Choice Awards に 9 年連続で最優秀コーヒー生産者として受賞
などなど、カウアイ島の名物観光地の一つなんです。
お土産をたくさん買っていきたくなるくらい、ステキな場所でしたよ^ ^
カウアイコーヒー・カンパニーの凄いところから、観光した感想をまとめていきます。
- カウアイコーヒー・カンパニーの何が凄い?
- カウアイコーヒー・カンパニーを観光する際のポイントは?
ハワイ島在住でコーヒー農園巡りをしています。今回のカウアイコーヒーの農園は、また違った様子でおもしろかったです!
【カウアイ島】おすすめの観光地「カウアイコーヒー・カンパニー」とは
カウアイ島で必ず訪れたい観光地の一つが「カウアイコーヒー・カンパニー」です。
カウアイコーヒーは、ハワイの名産品の一つ。
その名の通り、カウアイ島で栽培されたコーヒーのこと。
カウアイコーヒーはいくつかの農園で栽培されています。そして、最も大規模でハワイ市民にも親しまれている農園が、カウアイコーヒー・カンパニーです。
アメリカ最大のコーヒー生産者
驚くべきことに、カウアイコーヒー・カンパニーでは、アメリカで栽培されるコーヒーの半分以上を生産しています(*1)。
公式サイトによると、3,100エーカーの敷地には約400万本ものコーヒーの木があるとのこと(*2)。
3,100エーカーはどのくらいの広さ?
3,100エーカー、ピンときません。。
東京ディズニーランド&シーの面積は合わせて236エーカー。
3,100/236≒13
ディズニーの約13倍!
おっきい!!
400万本から何杯のコーヒーが飲める?
こちらの農園の収穫高から、何杯のコーヒーが飲めるのでしょうか?
1本の木から一年で収穫できるのは1ポンド。
毎年400万ポンドを収穫しているそうです。
約400万ポンドはおそらく生豆の重さ。生豆を火入れ(焙煎)したら水分が飛んで軽くなるので、約15%ほど軽くなるとすると、約340万ポンド。
カップ140cc一杯当たり、10〜12グラムの豆を使うとすると、
340万ポンド=1,542,214,058グラム
1,542,214,058/10=154,221,405.8
約400万本の木から1.5億杯のコーヒーが飲める!
計算あっているかなあ。。
浅煎りか深煎りか、水出しコーヒーにするかエスプレッソで飲むかなどでも計算式は変わってきますよ!
サトウキビからコーヒー農家に大転換
カウアイコーヒー・カンパニーの農地は、田んぼの農地のようにまっ平です。
昔はサトウキビを育てていましたが、コーヒーに転換したそうです。
カウアイコーヒー・カンパニーの歴史
公式サイトからは、コーヒーに転換した理由については、読み取れませんでした。
シュガーよりもコーヒーの方が、育てやすくて、高く売れるのかな?
コーヒー農園へ大転換した同社の歴史は、かなり波乱万丈です。
850万ドルは、当時の1ドル/126円で換算すると約10億円。。。
ハワイ州はハリケーンがめったに直撃しない地域。
なので、ハリケーン被害は予想外の出来事だったのではないでしょうか。。
幸いなことにもうすっかり、同社も、カウアイ島も、復興しています!!
実際にカウアイ島を訪れたときは、当時の被害を全く感じませんでした。
島全体は適度に観光客でにぎわっていましたし、カウアイコーヒー農園もにぎわっていて、美しい農園が広がっていましたよ^^
カウアイコーヒー・カンパニーをマップで観察
グーグルマップで上から見ると、農園はきれいに何本もの線が入っているように見えます。
機械が入りやすいようにか、一列ずつの間隔が均一にそろっているように感じました。
農園の特徴として、大規模農園のため、コーヒーチェリーはブルーベリーの収穫機の技術を応用しているそうです!
見てみたかったなあ〜!!
秋頃に訪れたら、収穫期の様子も見学できるかもしれませんね!
ちなみに、ハワイ島コナ地区の農園では、土地が斜面になっていて大きな機械が入れないのと、敷地もそこまで広くないため、手づみで収穫している所がほとんど。
同じハワイ州のコーヒーでも収穫方法が違うのはおもしろい!
【体験談】カウアイコーヒー・カンパニーを観光
2023年6月に、カウアイコーヒー・カンパニーを観光してきました!
見所を解説します♪
巨大なコーヒーカップの中で記念撮影
まずは巨大なコーヒーカップで撮影会!
カップには、コーヒーパッケージと同じフラガールがいました^^
ショップでお土産選び
ショップでは、普段は目にできない、たくさんの商品が置いてありました!
ざっと20種類くらいあるでしょうか。
農園では、アラビカ種から派生した5種類の豆を栽培しているそうです(*3)。
ココナッツやバニラと組み合わせたフレーバーや、カフェインが入っていないデカフェもありましたよ!
カウアイコーヒーを試飲
コーヒーのフレーバーが、こんなにあると迷う。。。
と思っていたら、たくさん試飲をすることができました。
バニラフレーバーが好きでした!香りはしっかりとバニラの甘さ、飲みやすい酸味で驚きました!
自分好みがわからない〜!!という方は、公式サイトのクイズに答えてみてください♪
好みに合わせた、おすすめのコーヒーを教えてくれますよ!
どんな飲み方をしたいか、どんなフレーバーが好きかなどをクリックすると、おすすめ商品を提案してくれます♪
全島部門コーヒーアワードで1位を受賞
カッコいい盾も飾ってありました。
2023 HAWAI’I Magazine Readers’ Choice Awards に、9 年連続で最優秀コーヒー生産者として選ばれたそうです!!(*4)
なんと、10万人の読者投票で決まったんだとか!
すごい!!
確かに、公式サイトのクチコミを見ると「品質の良い、おいしいコーヒー」という声がたくさん寄せられていました。
ハワイ州では、コストコやスーパーマーケットには必ずカウアイコーヒーが置いてあります。
流通数も多いですし、カウアイ島の筆頭観光地でもあるので、ハワイ市民にも親しまれているんでしょうね(*´ー`*)
無料ツアーで農園の中を散策
農園では有料ツアーと、自分でまわる無料ツアーがあります。
有料の農園ツアーでは、農園の中をバスで移動してじっくり説明が聞けるそうです。せっかくだから参加したら良かった(;;)
一方の無料ツアーでは、徒歩20分ほどで回れました♪
案内板が10箇所ほど置いてあり、栽培から収穫後のフローまで見ることができましたよ^^
案内板は、初見で、しかも英語だとつらい。ネットで収穫フローを簡単に勉強しておいたら、無料ツアーでも充分に楽しめましたよ!
カウアイコーヒー・カンパニーの基本情報
空港からのアクセスや、ツアーの種類・申込方法などを紹介します。
空港からのアクセス
リフエ空港から車で25分
ホテル街からも近いので、行きやすいです。
午前中に農園観光し、お昼に近くのお店でランチすると良さそうです♪
ツアーの種類と申込方法
ツアーは3種類あります。
有料ツアーは公式サイトから予約が必要です。
売店・トイレ
売店ではコーヒーやラテ、アイスクリームの販売があります。眺めのよいテラス席もあるので、のんびり過ごすのも良さそうです。
清潔なトイレもあります。
参考文献
1. Hawaiian Airline, Kauai Coffee Company, Accessed July-7-2023.
2. Kauai Coffee Company, “About Kauai Coffee Company”, Accessed July-7-2023.
3. Kauai Coffee Company, “Kauai Coffee Company FAQs”, Accessed July-7-2023.
4. Kauai Coffee Company, “Kauai Coffee Takes First Place in 2023 HAWAII Magazine Readers’ Choice Awards”, Updated Apr-3-2023, Accessed July-7-2023.
コメント