
アロハ、ハワイ島在住のジュリです。
ハワイ島を観光するなら、ぜひ行ってみてほしい場所が2つあります。
ひとつはマウナ・ケアです。約4,000mの山頂から雲の水平線に日が沈む眺めは思わず「うわぁ・・・」と声が出てしまうくらい感動を覚えます。
そしてもう一つはキラウエア火山です。溶岩がドロドロと地表に吹き出る様は神秘的で、これが地表を創ってきたかと思うと自然の圧倒的な力を感じました。
今回は、このキラウエア火山について紹介したいと思います。わたしは2021年10月に2回、2022年7月に1回、キラウエア火山を訪れました。天候に恵まれず溶岩が見れなかったことや、逆に溶岩スポット付近でねばっていたら独特な景色を撮影できたこともあります。
この記事では体験談をもとに、火山観光する際、事前に確認したい情報や服装などをまとめています。ハワイ島観光の参考になれば嬉しいです。
ハワイ島のキラウエア火山はどんな場所?
ハワイ島は五つの火山でつくられています。そのうち、キラウエア火山は溶岩が地表まで緩やかに噴出している溶岩スポットです。
標高は1,247mあり、展望台があるマウナ・ケアの4,169mと比べると低いですが、ハワイ島の中では最も火山活動が盛んな山。ハワイ島の一大観光スポットとなっています。
2021年の噴火で溶岩噴出が再開!
キラウエア火山は2018年の大規模な噴火の際に、地表への溶岩噴出が止まっていました。
しかし、2020年12月20日に噴火が再開。今では、以前のように、溶岩を見ることができます!
噴火が再開した当初は、噴火の塵(現地ではVog(ボグ)と呼んでいた)が風にのって近隣の町まで流れてきて、しばらくは遠くの景色が霧がかってみえたり、目がしばしばしたり、くしゃみが出たりする人もいました。しかし現在は、Vogがおさまり、身体に違和感を感じることはほぼありません。
美しいキラウエア火山の写真
私が訪れたときに撮影した写真です。
2021.10.10 悪天候で何も見えない!
あいにくの雨で一面に霧がかかり、なにも見えませんでした!残念!!☔😭
この日は、サウスポイントやブラックサンドビーチなどを回り、最終地として火山に来たので、他の観光地を観ておいてよかったです。火山だけを目的にここまで来て何も見えなかったら、かなりショックを受けていたと思います😂
火山で雨に振られ、強風に吹かれて、凍え死にそうになる、ある意味貴重な体験ができました(笑)


2021.10.30 初めて見た溶岩に興奮!
リベンジするため、同じ月にもう一度訪れました。
そして二度目は、最高の景色を撮影することができました!
暗闇の中に、ドロドロと地表に溢れ出る溶岩。さすがに、溶岩までは距離があったため熱さは感じられませんでしたが、溶岩の赤いスクリーンを背景に記念撮影できて大満足でした。


2022.07.03 日没前の溶岩も撮影!
日の入り前に到着することができ、巨大なクレーターを観察したり、溶岩トンネルを探索したりしました。
そして、溶岩スポットでは、日の入り前と、辺り一面が暗くなり赤く発光している景色を撮影できました。溶岩は2021年度の方がやや多く湧き出ているような印象でしたが、それでもよく見えました!







キラウエア火山 観光の前に確認したいこと
「こうしといたら良かった〜」も踏まえ、事前に確認したいことをまとめいます。
① 天気予報で雨が振らないか確認する
一番大事です!天気予報で雨が降らないか確認しましょう。
もし雨が降ることが分かっていて、その日に行くしかないときでも、あきらめないでください!山の天候は変わりやすいので、雨が止む可能性もあります。
② 日の入り1時間前に到着するように行く
日の入り前に行けば、巨大なクレーターを見たり、溶岩トンネルを探索したりする時間が取れます。
ちなみに、溶岩は日が沈んだときの方がうんと綺麗なので、日の入り時間を気にして急ぐ必要はないと思います。キラウエア火山は、日が沈んで真っ暗な方が溶岩が赤く輝いて見えるので、日没後に見ることをおすすめします。
また、日の入りの瞬間が一番人が多いです。溶岩をバックに写真撮影したい時は、日没後に数十分待つと人が減って撮影しやすくなります。携帯のライトでカメラ側から顔に光を当て、シャッターを切ると、顔がはっきり写った写真を撮れるので試してみてください♪

③ 寒さ対策で長袖長ズボンを持参する
駐車場から溶岩スポットまでは、徒歩20-30分ほどかかるため、寒さ対策が必要です。半袖半ズボンでは寒いので、必ず長袖長ズボンを持参することをおすすめします。また、溶岩スポットに行くには途中から砂利道になるので、サンダルではなく靴の方が良いでしょう。
④ トイレ休憩ポイントを見つけておく
キラウエア火山国立公園のビジターセンターにトイレがありますが、5時に閉まるので注意です。
溶岩スポットに行く人は、溶岩スポットの入口に簡易トイレが数個あります。トイレットペーパーは切れているのをみたことがないので補充されているようですが、念のため、ちり紙を持っていくと安心です。
⑤ 帰りの休憩ポイントを見つけておく
日没まで景色を眺めるとなると、帰りは深夜になります。コナやヒロの街に帰るのであれば、休憩ポイントもチェックしておくと安心です。
わたしがいつも休憩所に使っているのは下の2つです。
セブンイレブン
お店の外に簡易トイレがあります。電気がないので、ドア前で交代して利用するのをおすすめします。
また、近隣にもう一件セブンイレブンがありますが、そちらはトイレがないので注意です。
Rest Stop Bathrooms And Playground
島を横断する道にあるトイレ休憩所です。中はとても綺麗で、夜も電気がついているので安心して使えます。
⑥ 夜の道はかなり暗いので注意する
ハワイ島は日本の免許証を持っていれば、運転することができます。もちろん左ハンドルです。
ただ、ハワイ島の夜の道は、日本の田舎道のようにかなり暗いので、帰りは注意が必要です。また、野生のヤギが飛び出してきたり、雨天で霧がかかることもあります。運転に不安があれば、ツアー会社を頼んだ方が安心だと思います。
まとめ|キラウエア火山へ溶岩を見にいこう!
キラウエア火山では、地表に湧き出る溶岩を眺めることができます。
観光の前に確認したいことをまとめます。
① 天気予報で雨が振らないか確認する
② 日の入り1時間前に到着するように行く
③ 寒さ対策で長袖長ズボンを持参する
④ トイレ休憩ポイントを見つけておく
⑤ 帰りの休憩ポイントを見つけておく
⑥ 夜の道はかなり暗いので注意する
キラウエア火山 参考情報

入口で入場料を払うと紙の地図をもらえますが、ウェブサイトからPDFもダウンロードできるので便利です♪