７月４日はアメリカの独立記念日です。
わたしの暮らすハワイ島でも、当日はパレードに始まり、ショーを見ながらディナーを食べて、最後に花火を眺めるイベントがあります。
わが家は外出しないで、自宅で花火を眺めるのが通例です＾＾
このページでは（たいしたことはありませんが、）わが家の独立記念日の過ごし方を紹介しながら、
ハワイ島のイベント内容や、そもそも独立記念日がどんな日なのかなど、まとめていきたいと思います♪
【この記事を書いた人】
ハワイ島在住３年目。今年の独立記念日は子どもと花火を眺めました
わが家の独立記念日の過ごし方
ハワイ島のカイルアコナ地域では、毎年独立記念日に合わせて、夜８時に花火が上がります。
地元のニュースサイトを見ると、他の地域でも花火が上がっているようです。
カイルアコナで打ち上がる花火は、カイルアコナ・コミュニティ・パレード協会が運営しています。地元の企業や個人の寄付金で成り立っているようです。
祝日に花火が見られるなんて、有り難いですよね。
花火はカイルア湾から打ち上げられます。
湾沿いや近くのレストランにいる人は、特大の花火が見えるようです！
わが家のように、自宅から眺める人も多いみたいです。
自宅から撮影した写真はこちら↓
ハワイ島は道路の街灯がないので、町から少し離れると真っ暗。
おかげで自宅からでも花火がよく見えました！
もちろん、冷やしたビールと生姜エールで乾杯！
SAPPOROは一本当たりの値段がダントツで安かったです。
円安のおかげかなー。
花火は１０分もかからずに終了。
周辺の自宅から、「それ、第二弾だ！！」とばかりに花火が打ち上がります！
音だけがバンバンと聴こえる。
おつまみを食べつつ、犬を飼っているので怖がっていないか確認しつつ、、、。
この日は夜１０時頃まで、たまに花火の音が聴こえていました。
独立記念日イベント＠ハワイ島カイルアコナ
ハワイ島カイルアコナのイベントは、毎年こんな感じです。
- 午後６時から、クアキニ・ハイウェイ沿いで独立記念日のパレード
- 午後８時から、「平和、愛、そして独立記念日」の花火大会
【参考】HAWAII NEWS NOW
クアキニ・ハイウェイ沿いは、観光客向けのレストランやお店の多い場所です。
ちなみに、独立記念日は英語で ”4th of July” と言うようです。
この日付自体が、意味のあるものなんですね。
アメリカ独立記念日はどんな日？
アメリカ独立記念日は、1976年7月4日に英国からの独立を正式に宣言した日です。
アメリカが自由を手に入れた日、とも言い換えられると思います。
カイルアコナ地区のイベントでは、もちろん上記のような意味合いがありますが、ベトナム退役軍人に敬意を表する日という意味合いもあるようです。
イベントを運営しているカイルアコナ・コミュニティ・パレード協会では、次のように話しています。
HONORING AND DEDICATING THIS PARADE TO ALL VIETNAM VETERANS
【引用】カイルアコナ・コミュニティ・パレード協会
（このパレードをすべてのベトナム退役軍人に敬意を表し捧げます）
ベトナム戦争が、どんな戦争だったか振り返ってみます。
- ベトナム戦争は、1955-75、20年間つづいた、ベトナム統一の主導権を争った戦争です。
- インドシナの共産化主義化を警戒してアメリカが介入し、アメリカ軍・南ベトナム政府軍と、北ベトナム軍と南ベトナム解放軍が争いました。
- 日本は無関係ではなく、密接に関わっています。
- 当時、アメリカ統治下の沖縄基地からは爆撃機が飛び、ベトナムに爆弾を落としました。
※沖縄が返還されるのは、1972年 - また、日本では戦争に必要な物資を提供していたため、ベトナム特需で潤っています。
- 当時のアメリカでは、ベトナム戦争に反対する声が各地で起こり、米国史上最も分裂を起こした戦争、とも言われています。
ハワイからもベトナム戦争に出兵し、戦死した軍人がいらっしゃるそうです。
コナのイベントでは、その方々を讃える意味も込められています。
このような背景を知ったら、花火の感じ方も違ってきました。。
日本の独立記念日はいつ？
メキシコ系やミクロネシア系などアメリカ以外の国の人とも接することがありますが、「独立記念日」をお祝いする国は多い気がします。
日本はいつが独立記念日なのか、調べてみました。
結論としては、日本には独立記念日がありません。
代わりに、2月11日に建国記念の日があります。
2月11日は、遡ること紀元前660年に、初代天皇の神武天皇（ジンムテンノウ）が即位された、と言われている日。
日本書紀に記されていた日にちで、旧暦で紀元前660年の1月1日と書かれていたようです。
1966年の祝日法改正により、新暦に直して2月11日を国民の祝日に定めたんだとか。
日本には、建国記念の日をお祝いするような風習はないので、なんとも不思議な感じです。
まとめ
暗い内容になってしまいましたが、、、。
祝日の由来を調べると、その国の歴史を少し知ったような気になりますね。
独立記念日に向けて、ハワイ島でもスーパーやコストコではセールをしていて、お祭りムードがありました！
次に花火があがるイベントは1月1日かなー。
楽しみです！
参考文献
・世界史の窓, 「ベトナム戦争」, 閲覧 2023-7-4.
・VOV world, 「アメリカ人が見たベトナム戦争」, 更新 2015-4-20, 閲覧 2023-7-4.
・朝日新聞, 「沖縄返還ってなに？裏には数々の密約も いちからわかる復帰50年」, 更新 2022-5-15, 閲覧 2023-7-4.
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