この記事では、英検準2級 ライティングを無料で添削する方法を分かりやすく解説します。
英検ライティングの添削に使うのは「ChatGPT」です。
- ChatGPTでできることは、スペルや慣用句、文法のミスを洗い出すこと
- 一方でできないことは、採点や内容について指摘すること
ChatGPTができないことは自分で添削していきます。
要は、AIと人間のダブルチェックです。
使い方は簡単です。詳しく解説していきます↓
英検ライティングを無料添削する方法(英検準2級)
ChatGPTに添削を頼むときはこんな感じで聞きます↓
私は日本の中学生です。
以下の英作文について、文法や単語が間違っている箇所や、意見と理由が食い違っている箇所があれば、太字で指摘してください。 アウトプットは1列目がオリジナル、2列目が正しい文章、3列目が正しい文章に直した理由の表形式でお願いします。なお、3列目は日本語で書いてください。
(ここにライティングを書く)
コツは「私は日本の中学生です」と入れること。
この一文を入れると、修正文に大学レベルの難しい単語が返ってくることを防げます。
また、英検準2級は高校中級レベルです。自分の語彙力に応じて「私は日本の高校生です。」などと変えてみてください。
ChatGPTでは下のような形で返してくれます↓
【事例】ChatGPTを使った英検ライティングの添削(英検準2級)
ChatGPTを使って英検準2級のライティングを添削する時は、以下の手順で行います。
- ChatGPTのアカウント作成(無料)
- ライティングを書く
- ChatGPTに添削を頼む
- 添削内容について分からないことがあれば質問
実際のやりとりを2つ紹介します。
修正内容に分からないことがあったとき
修正理由の意味が分からなければ、「〇〇とはどういうことですか?」などと尋ねます。
- 「分かりやすく説明してください。」
- 「中学生にも分かるように教えてください。」
すると、詳しく解説してくれます◎
必要に応じて、Web辞書やGoogle検索で確認するといいと思います。
修正文に難しい単語があったとき
修正文に難しい単語があったときは、「中学生向けの別の表現を教えてください」などと聞きます。
すると、自分のレベルに合った単語で返ってきます◎
【疑問】英検ライティングをChatGPTで採点できるか?
私は英検ライティングをChatGPTで採点することはできないと思っています。
なぜなら、ライティングの採点ルールは細かく公開されていないからです。
現在、公開されている採点ルールは次の箇所のみ。
解答は4つの観点で採点されます。観点ごとに0~4点の5段階で評価され、得点の満点は16点となります(CSEスコアの満点は600)。
英検「ライティングテストの採点に関する観点および注意点(準2級)」
4つの観点とは「内容、構成、語彙、文法」。
この情報だけでは、観点ごとにどのくらいで0〜4点を貰えるか分かりません。
ということで、現時点で公開されている情報だけでは、ChatGPTに採点させるのはムリ。
英検ライティングで減点される書き方
英検ライティングで減点される書き方は、公式サイトに載ってあります。
ここを外すと0点になることもあるそうです。なので、必ず熟読しておきたいです。
以下に、目次だけ抜粋しておきます。
解答作成時の注意点6つ
英検「ライティングテストの採点に関する観点および注意点(準2級)」
- 解答例1:QUESTIONに答えていない →全ての観点で0点とされることもある
- 解答例2:意見と矛盾する理由や説明がある
- 解答例3:英語ではない単語を使っている
- 解答例4:個人の経験のみ答えている
- 解答例5:理由に対する説明や補足がない
- 解答例6:関係の無い内容が含まれている
英検ライティングを自動採点してくれる良サイト
英検ライティングの過去問を自動採点してくれる良サイトがあります。
英語づけ.com です。
えいぷらという英語アプリを開発している会社が提供している無料サイトです。
一方で、私が使ってみて注意した方がいいと思ったのは次の2点。
以上を踏まえて、最強の添削方法はこちらです↓
英検ライティングの最強の添削方法(英語づけ.com × ChatGPT)
筆者が思う最強の添削方法をまとめます↓
- 英語づけ.com でライティングを解く
- 英語づけ.com でざっくり自動採点
- ChatGPTで文法や単語を細かく添削(方法は前述参照)
- 必要に応じてWeb辞書やGoogleで調べる
ポイントは、英語づけ.com はスペルミスや時制の間違いなどが指摘されないことがあるので、そこはChatGPTで細かく添削すること。
☆学生の頃に英検準2級に落ちた私が、今合格できるかガチ検証↓
コメント