ESTA（エスタ）は、日本人観光客がアメリカに入国するのに必要な渡航証明書です。
ESTAを忘れたらどうなる？
結論、ESTAを持っていないと、飛行機の搭乗を拒否されます。
その場ですぐにネットからESTA申請しても、いつ審査が通るかは運次第。
万一間に合わなかったら、航空券の日程変更や払い戻しができないか航空券を予約したサイトからカスタマーサポートへ連絡します。
今回のブログ記事では、ESTAを忘れた・間に合わなかったときの対処法をまとめました。
筆者がESTAの期限切れに気づかず、ハワイ旅行で出国できなかった失敗談も。
【結論】ESTA申請を忘れたらどうなる？→搭乗拒否
ESTA申請を忘れると飛行機の搭乗を拒否されます。
米国大使館サイトにも「ESTAを持っていないと搭乗を拒否されます」とはっきり書かれています。
以下、該当箇所↓
申請時期
出典：在日米国大使館・領事館「ESTA(エスタ)の申請」
ビザ免除プログラム（VWP）で渡米される予定がある方は、航空券の予約時にESTAを申請するか、少なくとも渡米日の72時間以上前にESTAの申請をすることを強くお勧めします。出発日当日にESTAを申請する場合は、搭乗前に渡航認証を取得できないリスクが生じます。また、承認されたESTAをお持ちでない海外旅行者は、搭乗を拒否されますのでご注意ください。
ESTAを確認されるタイミングは、空港のチェックインのとき。
グランドスタッフさんにパスポートを渡すと、システムを使ってESTA保持者かどうか調べられます。
万一申請が通っていないと、アメリカへの渡航証明書を持たないために「搭乗できないのでESTA申請してください」と言われます…
ESTAの期限切れも搭乗拒否に
ESTAの有効期限は２年間。
期限切れの場合も搭乗拒否されます。
私は当日に期限切れなことに気づいて、乗れませんでした…
ESTAの再申請が必要な場合は？
ESTAが期限切れ以外にも再申請が必要な場合があります↓
公式サイトで期限切れしてないか確認できるので、旅行前にチェックしておきましょう。
- パスポートの期限切れ
- パスポートを新規に取得した場合
- パスポートの名前・性別・国籍のいずれかを変更した場合
- 前回ESTAを申請してから適格性質問の回答に変更が生じた場合
【対処法】ESTAを忘れた・間に合わなかったとき
ESTAを忘れたことに気づいたら、
その場ですぐにスマホなどからネットでESTAを申請
↓
搭乗時刻までに申請が通る＝搭乗できる◎
↓
間に合わなければ＝搭乗不可×
カスタマーサポートに連絡して、航空券の日程変更もしくは払い戻しができるか相談
↓
日程変更できないなら新しい航空券を購入
詳しく説明します。
ESTAを忘れたら、すぐに申請を！
ESTA申請を忘れたら、その場ですぐネット申請します。
運が良ければ、すぐ審査が通り、搭乗できます。
申請を忘れた方は、このブログを読まずにすぐに公式サイトで申請しましょう！！！
2023年1月には「約１時間で申請が下りた」という奇跡の口コミも。
なので、あきらめないで申請してください！
2019年12月からルールが変わり、ESTAの即時審査はなくなっています。
なので、公式サイトには72時間前に申請が必要だと書かれています。
もし審査が時間までに通らずに乗れなかったら、次の対処をします↓
ESTAが間に合わなかったら、その便の搭乗はあきらめてカスタマーサポートへ
ESTAが間に合わなないと、搭乗を断られます。。。
なので、その便はあきらめて、カスタマーサポートに電話します。
航空券の日程変更もしくは払い戻しができるか相談します。
多くの航空会社では、日程変更やキャンセルができるようです。
（もちろん、できないものもあるようです）
【払い戻し・キャンセル】各社の手続き
筆者が利用したことのある、ハワイアン航空とエクスペディアの日程変更・キャンセル（払い戻し）についてまとめました。
ハワイアン航空
ハワイアン航空では、一部の航空券の払い戻しができません。
自分の航空券が払い戻し対象なのか、カスタマーサポートへ電話で相談しましょう。
- 航空券の日程変更は、出発前・出発後ともに可能
- 全区間未使用の航空券の有効期間は、購入日から１年間
- 航空券のキャンセル（払い戻し）は、一部の航空券をのぞき、出発前・出発後ともに可能
- 戻ってくる金額は航空券の運賃クラスに依存する
【参考】ハワイアン航空,「ハワイアン航空 運賃規則」, 更新日:2023/11/16, 閲覧日:2024/5/23。
エクスペディア
エクスペディア経由で航空券を予約した場合は、エクスペディアで手続きします。
プランによって、日程変更やキャンセルの手数料が異なります。
口コミでは「払い戻し不可」と書かれていても、サポートに相談したら一部返金されたという人も◎
なので、あきらめずにサポートへ相談しましょう！
- 航空券を日程変更できるかは契約プランに依存する
- 航空券のキャンセル（払い戻し）は、キャンセル料がとられるが、払い戻しが可能
- 「払い戻し不可」の場合もあり
←購入時の案内をチェック - 払い戻される金額は航空会社やパッケージに依存する
【参考】エクスペディア, 「カスタマーサービス」,閲覧日:2023/3/19。
【絶望】ハワイ便でESTAを忘れて搭乗拒否に
3年前の私の失敗談です。
ハワイ便を予約していましたが、ESTAの期限切れで乗れませんでした。
びっくりしたのと、自分が愚かすぎて呆然としました。。
【出国日】
- チェックイン終了の30分前に空港に到着
- ハワイアン航空のチェックインカウンターでESTAがないことを指摘される
- その場で申請する時間もなく…
- 結局、搭乗時刻に間に合わなかった
【帰宅〜次の日】
- 帰宅後の深夜23時頃にESTA申請
- 朝までには申請が通る
- 航空券を買いなおして、その日の夜に出国…
後悔しているのは、すぐにカスタマーサポートへ電話しなかったこと。
日程変更や一部返金などできたかもしれないからです。
当時、自分の不手際で乗れなかったので問い合わせることをしませんでした。バカ。。
あと、早めにチェックインしていたら、奇跡的に間に合っていたかもしれません。。
【奇跡】ESTAを忘れたけど搭乗できた
ネットでは、ESTAを忘れたけれど奇跡的に乗れた人もいました。
その方は、米国で飛行機を乗り継ぐためにESTAが必須でしたが、チェックインカウンターで指摘されるまで気づかず。
その場で申請して約１時間で審査が通り、搭乗できたとのこと。
ESTA公式によると、ESTA申請は72時間前には必須。
約１時間で許可が下りたのは奇跡です！！
ああ、うらやましい（涙）
まとめ
このブログ記事では、ESTAを忘れた・間に合わなかったときの対処法をまとめました。
その場で、すぐESTA申請
↓
間に合わなければ、カスタマーサポートに連絡して日程変更できるか相談
↓
旅をあきらめるなら、カスタマーサポートに連絡して払い戻しできるか相談
連絡するカスタマーサポートは、航空券の販売先です。
例えば、エクスペディアでハワイアン航空の航空券を買ったら、エクスペディアのサポートへ連絡しましょう。
参考情報
- 在日米国大使館と領事館, 「ESTA（エスタ）申請」, 閲覧日:2023/3/19。
- ハワイアン航空,「ハワイアン航空 運賃規則」, 更新日:2022/10/28, 閲覧日:2023/3/19。
- エクスペディア, 「カスタマーサービス」,閲覧日:2023/3/19。
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