ESTA(エスタ)は、日本人観光客がアメリカに入国するのに必要な渡航証明書です。

ESTA申請を忘れたらどうなる?
結論、ESTAを持っていない旅行客は、飛行機の搭乗を拒否されます。
その場ですぐ申請しても、いつ審査に通るかは運次第。
万一間に合わなかったら、航空券の日程変更や払い戻しができないかカスタマーサポートへ。
今回のブログ記事では、ESTA申請を忘れた・間に合わなかった時の対処法を紹介。
筆者がハワイ旅行で出国できなかった失敗談も。
同じてつを踏まないでください…
ESTA申請を忘れた・間に合わなかった時の対処法

チェックインカウンターで、ESTA申請を忘れたことに気づいたら
その場ですぐESTAを申請
↓
間に合わなければカスタマーサポートに連絡。
航空券の日程変更(もしくは払い戻し)できるか相談
↓
日程変更できないなら新しい航空券を購入
詳しく説明します↓
すぐESTAを申請
ESTA申請を忘れたことに気づいたら、その場ですぐネット申請してください。
運が良ければ、すぐ審査が通り、搭乗できます。
2023年1月には「約1時間で申請が下りた」という奇跡の口コミも。
なので、あきらめないで申請してください!
2019年12月からルールが変わり、ESTAの即時審査はなくなっています。
一般的には「72時間前に申請が必要」です。
もし審査が時間までに通らず、乗れなかったら、次の対処をします↓
カスタマーサポートへ相談
間に合わなかったら、カスタマーサポートにすぐ電話。
航空券の日程変更(もしくは払い戻し)できるか相談します。
多くの航空会社では、日程変更やキャンセルができるようです。
(もちろん、できないものもあるようです)
航空券購入先別〜日程変更とキャンセル
筆者が利用したことのある、ハワイアン航空とエクスペディアの日程変更・キャンセル(払い戻し)についてまとめました。
ハワイアン航空
ハワイアン航空では、一部の航空券の払い戻しができません。
自分の航空券は払い戻し対象か、カスタマーサポートへ電話で相談しましょう。
- 航空券の日程変更は、出発前・出発後ともに可能
- 全区間未使用の航空券の有効期間は、購入日から1年間
- 航空券のキャンセル(払い戻し)は、一部の航空券をのぞき、出発前・出発後ともに可能
- 戻ってくる金額は航空券の運賃クラスに依存する
【参考】ハワイアン航空,「ハワイアン航空 運賃規則」, 更新日:2022/10/28, 閲覧日:2023/3/19。
エクスペディア
エクスペディア経由で航空券を予約した場合は、エクスペディアで手続きします。
エクスペディアはプランによって、日程変更やキャンセルの手数料が異なります。
また、口コミでは「払い戻し不可」と書かれていても、サポートに相談したら一部返金されたという人も◎
とにかく、すぐにカスタマーサポートへ相談しましょう!
- 航空券を日程変更できるかは契約プランに依存する
- 航空券のキャンセル(払い戻し)は、キャンセル料がとられるが、払い戻しが可能
- 「払い戻し不可」の場合もあり
←購入時の案内をチェック - 払い戻される金額は航空会社やパッケージに依存する
【参考】エクスペディア, 「カスタマーサービス」,閲覧日:2023/3/19。
ESTA申請を忘れたらどうなる?→搭乗拒否

ESTA申請を忘れると飛行機の搭乗を拒否されます。
米国大使館サイトにも「ESTAを持っていないと搭乗を拒否されます」とはっきり書かれています。
以下、該当箇所↓
申請時期
出典:在日米国大使館・領事館「ESTA(エスタ)の申請」
ビザ免除プログラム(VWP)で渡米される予定がある方は、航空券の予約時にESTAを申請するか、少なくとも渡米日の72時間以上前にESTAの申請をすることを強くお勧めします。出発日当日にESTAを申請する場合は、搭乗前に渡航認証を取得できないリスクが生じます。また、承認されたESTAをお持ちでない海外旅行者は、搭乗を拒否されますのでご注意ください。
ESTAを確認されるタイミングは、空港のチェックインのとき。
グランドスタッフさんにパスポートを渡すと、システムを使ってESTA保持者かどうか調べられます。
万一申請が通っていないと、アメリカへの渡航証明書を持たないために「搭乗できないのでESTA申請してください」と言われます…
ESTAの期限切れも搭乗拒否に
ESTAの有効期限は2年間。
期限切れの場合も搭乗拒否されます。
ワタシは当日に期限切れなことに気づいて、乗れませんでした…
また、期限切れ以外にも再申請が必要な場合があります↓
アメリカ旅行前にESTAサイトで確認しておきたいです。
- パスポートの期限切れ
- パスポートを新規に取得した場合
- パスポートの名前・性別・国籍のいずれかを変更した場合
- 前回ESTAを申請してから適格性質問の回答に変更が生じた場合
【体験談】ESTAを忘れた→間に合わなかった人・奇跡的に乗れた人

筆者は審査に間に合わず、乗れませんでした…。
一方、口コミでは奇跡的に乗れた人も。
それぞれ紹介します↓
【ハワイ失敗談】ESTA期限切れで乗れず…
3年前の筆者の失敗談です。
ハワイ行きの航空券を取っていましたが、ESTA期限切れで乗れませんでした…
【出国日】
- チェックインの終了時刻30分前に空港に到着(おそい!)
- ハワイアン航空のチェックインカウンターでESTAがないことを指摘される(期限切れてた)
- その場で申請する時間もなく…
- 結局、間に合わなかった
【帰宅〜次の日】
- 帰宅後の深夜23時頃にESTA申請
- 朝までには許可がおりる
- 航空券を買いなおして、その日の夜に出国…
後悔しているのは、すぐにカスタマーサポートへ電話しなかったこと。
していれば、日程変更や一部返金などできたかもしれないです。
当時、自己都合なので、勝手にできないと思い込んでいました…サイアク。
あと、3時間前にチェックインしていたら、奇跡的に間に合っていたかもな…
教訓は、アメリカ(ハワイ)旅行にはESTAが必須。
期限切れしてないかも確認!
遅くとも2時間前にはチェックイン!
万一、間に合わなかったら、航空券の日程変更や払い戻しできるかカスタマーサポートへ電話!
【口コミ】1時間で審査が通過して乗れた!
ネットで調べたら、ESTAを忘れても奇跡的に乗れた人がいました。
その方は、米国で飛行機を乗り継ぐためにESTAが必須でしたが、チェックインカウンターで指摘されるまで気づかず。
その場で申請して、約1時間で審査が通り、搭乗できたとのこと。
ESTA公式によると、ESTA申請は72時間前には必須。
なので、約1時間で許可が下りたのは奇跡です。
うらやましいです(涙)
次回は、遅くとも72時間前には申請する…
まとめ
このブログ記事では、ESTA申請を忘れた・間に合わなかった時の対処法をまとめました。
その場で、すぐESTA申請
↓
間に合わなければ、カスタマーサポートに連絡して日程変更できるか相談
↓
旅をあきらめるなら、カスタマーサポートに連絡して払い戻しできるか相談
連絡するカスタマーサポートは、航空券の販売先です。
例えば、エクスペディアでハワイアン航空の航空券を買ったら、エクスペディアのサポートへ連絡します。
参考情報
- 在日米国大使館と領事館, 「ESTA(エスタ)申請」, 閲覧日:2023/3/19。
- ハワイアン航空,「ハワイアン航空 運賃規則」, 更新日:2022/10/28, 閲覧日:2023/3/19。
- エクスペディア, 「カスタマーサービス」,閲覧日:2023/3/19。