海外赴任の帯同者が事前に準備すること一覧

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海外赴任の事前準備 海外移住・一時帰国

この記事では、海外赴任の帯同者がやっておくべき準備事項をまとめています。

  • この記事を読んで、事前準備に必要なタスク量とスケジュールの全容をつかむ参考にしてください。
  • 少なくとも3ヶ月前からの準備をおすすめします。
  • はっきりいって大変です!しかし、出国する頃には一つのプロジェクトをやり遂げた達成感が得られると思いますので頑張ってください♪
著者
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昨今の情勢を機に、夫が赴任して4年目に妻も移住することに。

自宅には夫の荷物も残っていて、一人で引越し準備するのに苦労しました。

3ヶ月前から出国までのチェックリスト

帯同者が大人1人、子供がいない場合のチェックリストは以下の通りです。
「時期」については自らの反省を踏まえて、余裕をもった日にちを入れています。

#カテゴリ時期内容人に
よる
1ビザ進捗次第弁護士に依頼
2歯医者3ヶ月前虫歯点検
3荷物の仕分け3ヶ月前いらないものを処分
4銀行2ヶ月前住所を実家に変更
5クレジット2ヶ月前住所を実家に変更
6賃貸2ヶ月前退去日の相談
7携帯2ヶ月前国内番号を保持するか検討
8パスポート2ヶ月前最新に更新
9賃貸1ヶ月前退去日の連絡
10引越し1ヶ月前粗大ゴミなど全て処分
11郵便物1ヶ月前転送先を実家に指定
12電気ガス水道1ヶ月前利用停止の連絡
13ネット回線1ヶ月前利用停止の連絡✔︎
14賃貸1ヶ月前退去
15運転免許証1ヶ月前最新に更新✔︎
16会社1ヶ月前退職願い✔︎
17NHK1ヶ月前退会手続き✔︎
18確定申告1ヶ月前確定申告の対象か確認✔︎
19納税管理人1ヶ月前家族を管理人にして申請✔︎
20奨学金1ヶ月前住所を実家に変更✔︎
21海外保険証1ヶ月前夫の会社から受領✔︎
22国内保険証1ヶ月前夫の会社から受領✔︎
23転出届2週間前住民票を除票
帯同者の準備事項

実際にやっておいて良かったこと・苦労したこと

歯医者

歯医者で虫歯点検とクリーニングをしました。歯医者さんに出国日を伝えることで、治療を計画的に進められたので良かったです。

ちなみに、ハワイ移住後に現地の日本人から「親知らずを抜くのにアメリカでは整形外科を利用する必要があり、治療に半年かかった」と聞きました。日本でやっておいてよかったと心から思います。

荷物の整理

自宅の荷物は、①実家へ送る、②売る、③処分する、④渡航先へ送るの4つに分けて片付けました。

①実家へ送る

夫婦の荷物を実家に送りました。

わたしはその時の最安値を調べて、ヤマト郵便を利用。ヤマトのウェブサイトから段ボール箱を購入して家まで届けてもらい、荷物を詰めて、ウェブから集荷依頼しました。

②売る

専門書や漫画をまとめて売りたかったので、ブック・オフを利用。自宅で段ボール箱に本を詰めて、高価買取クーポンを配布している期間に売却。ちなみに、ゲームデッキやカセットは後々高価になるのではないかと売るのを止めました。

それ以外の品物についてはメルカリで売ることも考えましたが、労力と時間を考えて断念しました。

③処分する

粗大ゴミも含めてすべてを処分してくれる引っ越し業者に依頼しました。

我が家は2人暮らしですが、5月に依頼して、なんと24万円もかかりました。。

<引越し内訳>
搬入作業・収集運搬料金 トラック1台半 ¥209,800
リサイクル料金 *処分する際に一律かかる金額とのこと
 - 冷蔵庫 ¥4,000
 - 洗濯機 ¥3,500
 - テレビ ¥2,500
 - プラスチック・衣類・電池・鉄 ¥10,000

自分である程度は捨てていましたが、使わなくなった衣類などが多くありました。国内の引っ越しではなく、すべて処分するパックのため、タンスのまま片付けるのではなく、業者さんがその場で衣類をタンスから出してゴミ袋に分類していました。そうしたら、トラック1台半も埋まっていました。。「二人分にしてはかなり多い方」だと聞いています。

費用を抑えたいなら、使わない衣類などは事前に自分で捨てて置くのが良さそうです。

④渡航先へ送る

海外赴任向けの郵便パックを使うことも検討しましたが、わが家は海外でも使いたいものが特になかったため止めました。これで、手持ちの全財産はスーツケースとキャリーバックの2つだけに。

ビザ手続きの遅延

2020〜21年はコロナウイルスの影響でビザの手続きが遅延していました。そのため、退職後もビザが取得できておらず、半年ほど自由な期間がありました。

そこで、一度旅行客としてESTAで渡米。旅行客は最大3ヶ月まで滞在ができるため、ギリギリまでハワイで過ごして帰国。

その後、日本にいて1ヶ月ほどでビザの面接ができ、ビザを取得。無事にアメリカへ再入国しました。

今も遅延しているかわかりませんが、ビザ申請中の方はスケジュールを気にかける必要がありそうです。

会社への退職願い

退職日の申し出期限は、会社の就業規則から確認できます。「1ヶ月前に申し出る」と定める会社が多いようです。

わたしはお世話になった会社を気持ちよく退職したかったので、半年前から上司に相談していました。そのおかげか、担当クライアントの引継ぎは余裕を持ってできました。また、コロナ化にもかかわらず上司や同僚から激励のメッセージと、ご飯にも連れていってもらえました。嬉しかったです。

「立つ鳥跡を濁さず」といいますが、自分自身が気持ちの良い辞め方をできたことはわたしにとってポジティブな経験になりました。

納税と確定申告

サラリーマンであれば給与から自動で天引きされますが、退職後は役所から昨年分の納税書が送られてきます。わたしは電子決済を使って簡単に納められました。

また、出国前に確定申告の対象か確認が必要です。わたしは対象者だったため、今年分の収入に対して準確定申告をしました。市役所では紙記入を案内されましたが、国税庁に問い合わせたところ昨年度の確定申告用Webサイトを使えば簡単に記入できることを知りました。おかげで、ウェブでかなり楽に記入ができ、紙印刷して市役所に提出することができました。

参考:東京国税局>給与所得者が国外転出するまでに必要な手続

運転免許証の更新

運転免許証は、海外在住の人でも更新が間に合わないと失効するので注意が必要です。更新日が近ければ、更新しておくことをおすすめします。

海外滞在中で日本の免許をお持ちの方|警察庁Webサイト

まとめ

この記事が、出国前に必要なタスク量やスケジュールの全容をつかむ一助になれば幸いです。

なんとか渡航準備を終わらせて、新生活を楽しんでくださいね!

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