映画バービーの炎上について感じたこと〜海外の人にも聞いてみたよ

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映画バービーの炎上について感じたこと ハワイ島生活

映画バービーの炎上について感じたことや、アメリカ人にもこれについてどう思うか聞いてみたので紹介します。

正直、大勢の人が見れるネットでコメントするか迷いました。

でも、アメリカに住んでいること、自分が日本人だということ、せっかく自己表現のブログという場所があったので、つづっていきたいと思います。

この記事で言いたいことは、

某映画担当者は原爆の被害について全く知らなくて、そして、決して日本人を傷つけようとしてリプした訳ではないと思う。

だから、自分が悲しむ必要はない。

ということです。

映画バービーの炎上とは?

映画バービーの炎上について、ツイッター界のタレ込み先・滝沢ガレソさんのツイートを引用↓

画像を見ると、

  • 原爆ヘアのバービー画像に対して「This Ken is a stylist 😉
  • 原爆の爆風をバックにバービーとケンがポーズを決めている画像に「It’s going to be a summer to remember 😘💕

と、映画バービーの公式ツイッターがどちらかというと肯定的に返信していました。

(ケンはバービーの恋人)

映画バービーの炎上について感じたこと

最初はツイッターの炎上を知らなくて、YouTubeで日系アメリカ人が怒ってくれているのを見て知りました。

アメリカは当事者なのに原爆被害について知らないのかと驚きましたが、

私も自国の歴史について知らないこともあるのに、ましてや他国の歴史について知っておくのは難しいよな、と。

そして、この担当者は決して日本人を傷つけようとして、肯定的な返信をした訳ではないんだろうなとも思いました。

もし元大統領のオバマさんや現大統領がツイッター担当者だったら、決して返信しなかったと思います。

彼らは広島を訪れて、大統領を広島へ招待するくらいには、日本人にとって今なお重要な出来事だと知っているからです。

本件についてどう感じるのかアメリカ人にも聞いてみました↓

映画バービーの炎上について外国人にも聞いてみた

言語学習パートナーを見つけたり、テキスト添削しあったりできるアプリで、本件について海外の人はどう思うのか聞いてみました。

私:What do Americans think about the atomic bomb meme image in the movie “Barbie”?

Perhaps the tweeter of that movie just got carried away because he was unaware that the atomic bombings killed about 140,000 citizens in Hiroshima and 74,000 in Nagasaki.

However, some Japanese are saddened by this flippant attitude.

I don’t think it should be ridiculed.

映画『バービー』の原爆ミーム画像について、アメリカ人はどう思ってるのかな?

たぶん、あの映画のツイート主は、原爆投下によって広島で約14万人、長崎で約7万4千人の市民が亡くなったことを知らないから調子に乗っただけだと思う。

でも、このノリに悲しんでいる日本人もいるんだよね。

原爆は揶揄すべきものではないと思うけどなー😢

アメリカ人:I think many Americans don’t have much of a perspective on how much destructions the bombs caused. And because it didn’t happen to them the same cultural zeitgeist that exists in Japan surrounding the bombs simply doesn’t exist in America. 

(翻訳)多くのアメリカ人は、原爆がどれほどの破壊を引き起こしたのか、あまり理解していないと思う。また、原爆投下が自分たちの身の回りで起こらなかったために、原爆をめぐる日本のような文化的な風潮がアメリカには存在しないんだ。

この意見を聞いて感じたこと:

やっぱり、そうだったんだー。

日本は国指定の教科書に原爆投下について必ず書かれているし、修学旅行は原爆ドームに行くし、8月6日にはニュースも流れる。

アメリカ人と原爆被害の理解度に差があって当然だよな。

そんでもって、身の回りで起きなかったことは知る機会ほぼないんだろうな

イスラエル人:American humor can be very crass and insensitive compared to Japanese humor sometimes.

I’ve seen Japanese people retaliate with 9/11 Barbie jokes in an attempt to get Americans to understand why Barbenheimer is so offensive, but most Americans find the 9/11 jokes equally funny or even more hilarious.

I think it’s a big big difference in culture.

(翻訳)アメリカのユーモアは、日本のユーモアに比べて、とってもガサツで無神経なことがあるよね。

バーベンハイマーがなぜそんなに不快なのかをアメリカ人に理解してもらおうと、日本人が9.11のバービージョークで報復するのを見たことがあるけど、ほとんどのアメリカ人は9.11のジョークも同じように面白いか、それ以上に愉快だと感じてる。

これは文化のとてつもなく大きな違いだと思う。

I personally think it’s better to approach these topics with sensitivity, especially in public spaces. I live in Israel, and your experience sounds a lot like how we learn about the holocaust. I can relate.

Among friends I think it’s alright to joke about dark subject matter – at least if you know for a fact that everyone’s okay with it – but on Twitter I believe it’s generally better to be more considerate 😊

(翻訳)個人的には、特に公共の場では、このような話題には繊細にアプローチしたほうがいいと思います。私はイスラエルに住んでいますが、あなたの経験は私たちがホロコーストについて学ぶ方法とよく似ています。共感できます。

友人の間では、暗い話題について冗談を言ってもいいと思う。少なくとも、みんながそれでいいとわかっているのならね。でもツイッターでは、もっと配慮した方がいいと思う😊

この意見を聞いて感じたこと:

9.11のジョークでやり返している人もいるんだ・・・!!

やめたらいいと思うけれど、やりたくなる気持ちもちょっとわかる・・・。

確かに、9.11のブラックジョークを愉快だと感じるアメリカ人もいるかもしれない。

公共の場では配慮した方がいいというのは私も同意!

でもツイッターが下世話な空間だからこそ楽しい、というのもわかる・・・。

アメリカでは公式ツイッターも日本より倫理観がゆるめで許される雰囲気があるんだな。そんでもって、日本よりもさらにツイッターは下世話な空間という認識なのかもしれないな。

イスラエルの友人とやりとりしながら、

私は海外の人に少し悲しい気持ちになったことを、ただ聞いてほしかっただけなのかも、と思ったり。

回答してくれた二人に感謝です!

まとめ

この記事では、映画バービーのツイッター担当者が原爆ジョークへ(どちらかというと)肯定的なリプをして炎上した件について、私の感想他国の人からの意見を紹介しました。

私の感想をまとめると、

某映画担当者は原爆の被害について全く知らなくて、そして、決して日本人を傷つけようとしてリプした訳ではないと思う。

だから、私自身が悲しむ必要はない。

ということです。

余談ですが、先月はアメリカの独立記念日。

地元ハワイのパレードでは、ベトナム戦争に出兵した米軍兵士へ哀悼を表して行われていました。

ベトナム戦争ってどんなのだっけ?

と調べたら、日本もめっちゃ当事者で・・・。

当時米国統治下の沖縄から出兵もあったし、何よりベトナム特需で日本経済が大きく潤った・・・。

確かに教科書では習ったのですが、忘れていたんです。

知らないって怖いなと久しぶりに思いました。

▼8月6日に内田舞先生の寄稿文を読んで「原爆の認識に差があってしょうがない」の考えが少し変わりました

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