こんにちは、ハワイ在住のジュリです。
前回はアメリカで産婦人科にかかる前にやっておいた方が良いことについてまとめました。
今回は筆者の体験談を元に、産婦人科の問診票の書き方や予約の流れについてお送りします。
【体験談】アメリカ産婦人科の問診票の記入内容
問診票に記入する内容は以下の通りです。
産婦人科によってフォーマットが異なると思いますが、参考になれば幸いです。
わたしはSSN番号を申請中で未取得だったり、他にもわからない項目があったりしたので、その場合は「N/A」か「空欄」で提出しました。
個人情報 Personal information
Date of Birth (M-D-Y) | 生年月日(月-日-年, 例12/31/1980) |
Physical Address | 現住所 |
Mailing Address | 郵送先住所 |
Marital Status | Single(独身)かMarried(既婚)か |
Employer | 雇用主 |
Occupation | 職業(housewifeなど) |
SSN# | SSN番号 |
Emergency Contact | 緊急連絡先 |
既往歴 Brief Personal Medical History
Diabetes | 糖尿病 |
Stroke | 脳卒中 |
Hypertension | 高血圧症 |
Heart Disease | 心臓病 |
Bleeding Disorder | 出血性疾患 |
Cancer | 癌 |
List previous surgeries | 過去に受けた手術歴 |
Current Smoker | 現在、喫煙しているか |
Drink Socially & on Occasion | 時々飲酒するか |
Currently Sexually Active | 現在、性的関係を持っているか |
History of Sexual Assault | 性的暴行を受けた経験があるか |
Drug | 薬物を摂取しているか |
Do you have any drug sensitivity or Drug allergies | 薬物過敏症や 薬物アレルギーを持っているか |
Please list prescription medications you are currently taking or I’m not taking any medication | 現在服用している処方薬、 または服用していない薬を記入ください |
近親者の既往歴 Immediate Family Medical History
Relative & Disease | 関係性と病名 |
過去の妊娠経験 Past Pregnancies
First pregnancy | 初めての妊娠 |
Tubal pregnancies | 卵管妊娠 |
Miscarriages | 流産 |
Terminations | 不育症 |
GYN History | 婦人科系疾患歴 |
Chlamydia | クラミジア |
Gonorrhea | 淋病 |
Herpes | ヘルペス |
Syphilis | 梅毒 |
HIV | HIV |
Do you have regular menstrual periods | 定期的に月経がありますか? |
If yes, they occur every _ days. | はい、_日ごとにきます |
1st day of your last menstrual period | 最終月経の1日目 |
Current form of birth control | 現在行っている避妊方法 |
tubal ligation | 卵管結紮術 |
History of abnormal Pap Smear | 子宮頸がん検査の既往歴 |
Last Pap Smear done | 最後にした子宮頸がん検査 |
【体験談】アメリカで産婦人科を探す方法
OBGYN 地域名 で検索
アメリカで産婦人科はOBGYN(オービージーワイエヌ)と呼びます。obstetrics and gynecology(産科・婦人科学)の略語です。
産婦人科をネットで探すときは「OBGYN 地域名」で検索しました。
ちなみに妊婦はpregnant(プレグナント)と呼びます。
妊娠2ヶ月目は「I’m 2 months pregnant」。
ママ友に聞く
現地で出産した日本人ママ・パパに相談します。
【体験談】アメリカ産婦人科の予約から検診までの流れ
まずは、候補となる産婦人科に予約の連絡を入れました。
わが家が候補にしたところはウェブから申し込めたので、メールでやりとりして、事前に問診票と保険証のコピーを提出しました。
コロナ化だったため、ドクターとの初回アポイントはビデオ会議でした。ビデオ会議では、ドクターから病院について説明してもらい、問診票の内容を改めて尋ねられました。
ビデオ会議ではコミュニケーションに不安があったため、夫の他に、米国歴の長い日本の友人とネイティブママ2人にも同席してもらいました。
テレビ会議後に夫や友人と相談し、ドクターの雰囲気が良かったため、こちらの産婦人科に決定。
次の日に、電話で初回検診を予約しました。
友人はいくつか産婦人科を予約して最も雰囲気の良いところを選んだそうです。10ヶ月の付き合いになるので、信頼できるドクターを見つけたいですね。
補足:出産予定日の計算方法
最終月経の1日目の日付がわかると、出産予定日を計算することができます。
例えば、最終月経の1日目の日付が2017/11/1の場合、
- 7日追加します → 2017/11/08
- 3ヶ月引きます → 2017/08/08
- 必要に応じて1年追加します → 2018/08/08
以上から、出産予定日は2018/08/08となります!
Naegele’s rule involves a simple calculation: Add seven days to the first day of your LMP and then subtract three months.
Healthline Media, How to Calculate Your Due Date, https://www.healthline.com/health/pregnancy/your-due-date#how-to-calculate, Updated Jan-5-2018, Accessed May-19-2022.
For example, if your LMP was November 1, 2017:
1. Add seven days (November 8, 2017).
2. Subtract three months (August 8, 2017).
3. Change the year, if necessary (to the year 2018, in this case).
In this example, the due date would be August 8, 2018.
出産予定日は目安の日にちであって、必ずその日に出産すべきという日ではありません。出産予定日は産婦人科のドクターも教えてくれます。もし最終月経の1日目がわからなくても、おおよその週を伝えたり超音波検査などをしたりして、ドクターが予定日を算出することは可能なので安心してください。
今回は筆者の体験談を元に、産婦人科の予約の流れと英語の問診票の書き方について説明しました。
次回はいよいよ赤ちゃんと産婦人科の初診についてお送りします。
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