ハワイ島で一番感動した場所は、マウナケア山頂です。
マウナケアは富士山よりも標高が高く、しかも車でてっぺんまで登れます。
夕方に到着して車から降りると、頬を打つ、クッソ寒い風!
雲の上から、夕日のオレンジやピンクのグラデーションを眺めて。
陽が沈んだ後は、おつきさまと満天の星☆彡
記念撮影は一生の思い出になりました^ ^
この記事では、マウナケア山頂の個人観光記を紹介します。
マウナケア山頂観光のスケジュール
- 1600 カイルア・コナを出発
- 1730 マウナケア・ビジター・センター(Maunakea Visitor Information Station)
- 1800 出発
- 1840 マウナケア山頂
- 1900 出発
- 2130 帰宅
マウナケア山頂はサンセットの時間を狙っていくことが多いです。
夕焼け空のグラデーションと、日没後の星空がめちゃくちゃ綺麗だからです。
なので、出発時刻は日没から逆算して決めました。
出発時刻を決めるときの注意点が1つあります。
マウナケア中腹のビジターセンターで、30分以上休憩する必要があることです。
山頂は4,000メートルを超えるため、高山病になるリスクを減らすためです。
ビジターセンターによると、少なくとも30分は休憩をとることを強く推奨。山頂は、海抜(標高0メートル)と比べて、利用できる酸素が40%も少ない。
【参考】Visiter Information
ちなみに、ビジターセンターの地点で標高2,800メートルもあります。
この時点で息苦しくなる人もいるそうです。体調と相談しながら、ムリしないで観光したいですね。
マウナケア山頂の個人観光記
この日はマウナケア山頂観光がメインだったので、以下のルートで行きました。
- コナ出発→ビジターセンター→山頂→帰宅
コナから出発〜飛び出すヤギに注意
ハワイ島の田舎道を走るときに一番気をつけたいことは、ヤギです。
ハワイ島には、野生化した黒ヤギがたくさんいます。
稀ですが、ヤギが飛び出してくることがあるので注意…。
休憩所からビジターセンターへ
トイレ休憩したい時は、マウナ・ケア州立公園に立ち寄ります。
日本人もびっくりするくらい、清潔な公衆トイレです。
トイレットペーパーがフル完備、夜間も電気がずっとついています◎
ビジターセンターで30分以上休憩
ビジターセンターでは車から降りて、こんな風に過ごすことが多いです↓
- ビジターセンター内にお土産が少しあるのでチェック
- 持参した軽食(おにぎりとか)や水を飲む
- トイレ
- 高山植物を観察
高山植物のシルバーソードは必見↓
ハワイとヒマラヤでしか見られないとされる貴重な植物で、別名「銀剣草」とも呼ばれています。
ハワイとヒマラヤでしか見られないとされる貴重な高山植物(キク科)で、銀色の鋭い葉先が剣に似ていることから「銀剣草」と呼ばれています。マウイ島のハレアカラ山頂付近(標高約3,000m)やハワイ島マウナケア山頂(標高約4,000m)付近などの高山に生育しており、成長すると茎の高さは2mにもなります。春から秋にかけて茎のまわりにたくさんの花をつけるものもありますが、花が咲くまでには数十年かかると言われています。一度花を咲かせて種を残すと枯れてしまいます。手を触れると、法律で罰せられます。
【引用】ハワイ辞典, 「シルバーソード(銀剣草)」
ビジターセンターを出発して頂上へ
ビジターセンターから頂上までは、四駆の車でないと進めません。
そして、途中の道路は砂利道です。しかもガードレールがない…
四駆の大型車に慣れていないと、かなり厳しい道です。
ドライバーの夫が注意しながら走ってくれました。
雲の中をつっきる!!
雲の上からの眺めは、なんとも不思議…。
マウナケア山頂!!
あおーい空!!
山頂4,205 m!!
車から降りると、やや強い風が顔に直撃。
日によりますが、強風の時は10分も外に居られないくらいの寒さです。防寒対策は大事。
マウナケア山頂には11カ国、13の天文台が設置されています↓
天文台は一般には開放されていませんが、それくらい星が綺麗に見える場所だということなんですね。
雲と太陽が交わりはじめる頃から、空がグラデーションに。
太陽の反対側には、月が輝いています!
夫の友人が記念写真を撮ってくれました!
元ツアーガイドさんで、カメラうますぎです> <
ポーズを指定してくれて取りました。
はじめてのハート…ww
はじめて肩を組む…
恥ずかしかったですが、やって良かったです!
何度も見返すくらい、いい思い出になりました^ ^
日没後は急いで下山
雲に太陽が沈んだ後もしばらくは明るいですが、すぐに出発!
それでも、下山途中には真っ暗…。
月明かりと車のライト、前方車の後部ライトだけを頼りに、降りていきます。
地元民や観光ツアー車が多いので、どの車も砂煙を上げながら、いいスピードが出ていました!
運転手さんは、本当にお疲れさま…!!
さいごに
今回は、マウナケアの個人観光記をお届けしました。
家族や友人が遊びにきたときは、必ず連れて行ってもらう場所です。
書いていて気づきましたが、山頂での滞在時間は20分ほどでした。
4000メートル級の頂上は、やっぱり寒い。
顔中に冷たい風を浴びながらも、夕焼けのグラデーションを眺める数分は、俗世のことなんか吹き飛ぶくらい贅沢な時間でした。
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