ハワイ島コナ地区では、今週いっぱいまで、年1のお祭りがひらかれています。
Kona Coffee Cultural Festival 、通称コナフェス。
期間中は、農園ツアーに気軽に行けるのもいいところ。
地元民だと、フェス以外での訪問は、はばかられるんですよね…
なんせ、家族経営の小規模な農家さんが沢山あって、島外からやってくる、病気やら害虫やらの対策をするのに忙しそうだから!
コナ地区には、600ものコーヒー農家さんがあるそうです。
そのうち、コナフェスの冊子にツアーが載っている…
ということは、自信のある農家さんだと思うんですよね!
とにかく、農園ツアーは楽しみ^ ^
農園の説明をききながら、作り手の方から、歴史というか、哲学のようなものを感じるときがあって、そこがおもしろい。
まあ、語学力がとぼしいので、勝手な妄想も入ってしまっているんですが…
本日紹介するのは、Island Sun Coffee。
シェードツリー下の農園は、キラキラしていました!
うつくしい…↓
今年で25周年。
オーナーのおじさんが、案内してくださいました。
「みんながコーヒーについて何を知りたがっているのかわからないんだ。
だから、手伝ってくれ」
そんな感じで、ツアーが始まります。
シェードツリー下の完璧な楽園〜Island Sun Coffee
大きなシェードツリーが何本もありました。
コーヒーの木が直射日光にあたらないように、そして、適度な水分量を確保できるようにするための日傘。
ここまで育つのには、何年もかかっているそうです。
涼しくて、気持ちいい空気!
朝9時に集合。
私たちの他に、コーヒー愛好家らしき方々が4組ほど。
ツアー中、たくさんの質問がとびかっていました。
収穫したコーヒー・チェリーは、この機械で果肉を除去。
パルピングというそうです。
その後、豆は発酵層へ入れられて、
乾燥させるために干し棚へ↓
4日ほどかけて、豆の水分量が11%になるまで天日干しするそうです。
25年間、年中無休で農園の様子をみているそうです。
15年間使っていた方法から、新しいやり方に変えて。あるときにその方法で、うまくいくことが分かったのだとか。
うーーん、やっぱりスゴい。
農園は、手のかかる子どものようです。
コーヒーの試飲も!
もちろん100% コナコーヒーです。
ミディアムとダークローストの両方をいただきました。
夫婦ともに「ダークローストがこのみ!」
濃い目なので、午後イチにちょっとのんだら、はかどりそう!
同じミディアムやダークでも、農家さんによって火入れの温度(=焙煎度合い)が違うようです。
だから、試飲して「こちらの農園のは、ミディアムの方がこのみ!」「ダークの方がすき!」などと色々になります。
テラスからの眺めもすばらしかったです!↓
Island Sun Coffeeの受賞歴
私はコーヒーマニアではないので、豆を買うときは、賞状も目安にしています。
もちろん、一番の決め手は、試飲した時のフィーリングと、その時のテンションですが…
たくさんの賞状が飾ってありました↓
Kona Coffee Counsil(コナコーヒー評議会)のものでした。
この組織の目的は、100%コナコーヒーの販売促進と保護、だそうです。
毎年、GoldかSilverの賞状が飾ってありました↓
すっかりおじさんのファンになってしまった…
ショップには定番のフレーバーの、ウォッシュドのミディアムとダークの豆↓
ウォッシュドは、収穫後すぐに水力で果実を除去するので、よりクリアな味わいに。
コナコーヒーの特徴である、さわやかな酸味が引き立つ製法です。
ピーベリーも置いてありました↓
ピーベリーは、収穫した豆のうち、数%しか取れない、まぼろしの豆。
通常、コーヒーチェリーの中に豆が2つ入っているところ、ピーベリーは1つだけ。
まんまるの豆が入っています。
カカオの木も栽培しているそうです。
オーナーがチョコも出してきてくれて。
本当においしかったです!
お土産はこちら↓
なんと、ひいた豆が入ったミニ袋もいただきました!
高級品なのに。
大切にいただきます。
すっかり、オーナーのファンになってしまって。
ロゴ・マークが可愛かったので、帽子も購入。
ハワイっぽくて気に入っています。
裏には100% KONA COFFEE の印字が。
地元産業を応援\(^o^)/(笑)
コーヒーは、妊娠中なのでカフェインの入っていないデカフェと迷ったんですよね…
でも、やっぱりダークローストが夫婦でこのみだったので、そちらを買い。
毎日ではないのですが、夫がハンドドリップしてくれたのを、マグカップ半分だけもらうのが、ハッピーな時間です。
コナコーヒーは決して安くはないのですが…
豪勢な生活をしているわけではないので、ちょっとの贅沢で満足感があります(*^^*)
妊娠中のカフェイン摂取について気になる方は、他国のガイドラインを比較した、日本政府の記事もお読みください↓
Island Sun Coffee 公式サイト
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