
新生児を育てているジュリです。
赤ちゃんの体重が増えないのを気にしていて、搾乳器を使うようになりました。購入したのは、Medela(メデラ)の搾乳器です。
結論としては、Medelaの搾乳器はとても簡単に搾乳できて、母乳量を確認しながら、成長に必要な分だけ、授乳やミルクを足すことができるようになりました。そのかいあって、体重が少しずつ増えています。
また、今までは「授乳回数を増やしているのに、どうして体重が増えないのだろう」「母乳量が足りていないのかな」「それとも、赤ちゃんの吸う力が弱いのかな・・・」
と心配していましたが、母乳量が目に見えるようになったので、自信を持って授乳できるようになりました。
この記事では、搾乳器を使うようになったきっかけと、Medela(メデラ)の搾乳器の使用感、使った後に変わった事などを、経験を元にお話したいと思います。
赤ちゃんの体重が増えず、吸う力にも不安があったため、搾乳器を試すことに
搾乳器を使うようになったきっかけは、3つあります。
- 体重がほとんど増えておらず、母乳が確実に出ているのか気になり出したから。
- 赤ちゃんの吸う力が弱くて、成長に必要な量を吸えているか心配だったから。
- 生後2週目に乳腺が詰まって高熱が出たため、搾乳器で吸引して、乳腺の詰まりを予防したかったから。
1. 体重がほとんど増えておらず、母乳が確実に出ているのか気になり出したから。
小児科のDr.から「産後体重が一度減り、10〜14日で産後の体重に戻る」と説明されましたが、5日目と14日目の体重がほとんど変わらず、体重が増えていないことを気にしていました。
2週目検診前に、ミルクを少し足すことで、出産時と同じくらいの体重に戻りましたが「今、どれくらい母乳が出ているのだろう」と気になっていました。
2. 赤ちゃんの吸う力が弱くて、成長に必要な量を吸えているか心配だったから。
入院中に看護師さんから授乳のし方をみてもらっているときのことです。
看護師さんのひとりに「彼女の舌が短いから、咥えさせるのが難しいね」と教えてもらいました。
入院した3日間、授乳がうまくできない私は、都度、看護師さんに助けてもらいましたが、どの看護師さんとも咥えさせるのに苦労しました。
最終的には、病院でもらったニップルシールドを使って授乳することに成功したのですが、それでもごくっ、ごくっ、という飲み込む音が小さいので、成長に必要な量を飲めているのか心配していました。
3. 生後2週目に乳腺が詰まって高熱が出たため、搾乳器で吸引して、乳腺の詰まりを予防したかったから。
授乳間隔が5時間以上空いてしまった時に、乳腺が詰まって38℃の熱が出たことがあったので、乳腺が詰まらないよう何かしら対策したいと思っていました。
Medela(メデラ)の搾乳器をレビュー
わが家でMedelaの搾乳器を選んだのは、病院から貰ったニップルシールドやニップルクリームと同じ、アメリカでは定番のメーカーだということと、口コミが良かったからです。

使ってみた感想を一言でいうなら、簡単に搾乳できるのでかなり使い勝手が良いです。
Medelaのまわし者ではないのですが、悪いポイントは今のところ特にありません。
使ってみて良かったポイントを3つ紹介します。
1. 組み立てが30秒でできるほど簡単
搾乳器は、使い終わったら洗浄して、使うときに組み立てる必要があります。Medelaの搾乳器はパーツが8個ありますが、組み立ては簡単でした。面倒くさがり屋の私でも、楽ちんです。
また、YouTubeに組み立て手順があって分かりやすかったのも、良かったです。
2. 搾乳しやすいデザイン
胸と手のかたちに、しっかりと密着するデザインです。親指とそれ以外の指を乗せるところが、カーブになっているので、リズムよく搾乳できます。
ほんの少し前かがみになりながら、シュコシュコとノズルを引くと、おもしろいように搾乳できます。
わたしは左右5分ずつ搾乳しています。授乳の準備があっという間に終わります。

3. 他のメーカーの哺乳瓶をセットして搾乳できる
どこのメーカーもそうなのかもしれませんが、哺乳瓶の口の規格が同じなので、Medelaの搾乳器に、他社の哺乳瓶をセットして搾乳できます。搾乳後に、頭をニップルに付け替えて、すぐに飲ませられるのが便利です。
搾乳器を使ってみて精神的・肉体的に良かったこと
搾乳器を使って良かったことは、大きく3つあります。
- 授乳量を自信を持って調節できるようになり、「ちゃんと飲ませられているか?」のプレッシャーがなくなった。
- 搾乳後の胸のスッキリ感が掴めたので、赤ちゃんが飲みきったかが分かるようになった。また、乳腺が通って、母乳の出が良くなった。
- 1日に数回、母乳を哺乳瓶であげることで、「乳首を咥えさせる攻防」が減り、気持ちが楽になった。
それぞれ詳しく話します。
- 授乳量を自信を持って調節できるようになり、「ちゃんと飲ませられているか?」のプレッシャーがなくなった。
私は搾乳した結果、左右5分ずつで50-60mlを搾乳できる事が分かりました。これだと今の月齢では1回分の量が足りていないことがわかったので、成長に必要な分だけ授乳やミルクを足すようにしています。
例えば、
① 先に搾乳しておいて、搾乳した哺乳瓶+授乳左右5分ずつ
② 搾乳した哺乳瓶+ミルク
など、柔軟にあげられるようになりました。
そして、2〜3日、一週間単位で、なだらかに体重が増えているか、確認しています。
搾乳器を使うことで、成長に必要な量を足せるようになり、哺乳瓶で着実に飲ませられるので、授乳に対して不安な気持ちが少なくなりました。
2. 搾乳後の胸のスッキリ感が掴めたので、赤ちゃんが飲みきったかが分かるようになった。また、乳腺が通って、母乳の出が良くなった。
搾乳し終わった胸は柔らかく、何の詰まりもない状態になります。一方で、授乳で赤ちゃんが吸えきれないと、胸にしこりのようなものが残ることに気づきました。
また、乳腺が通ったように感じます。わが子は吸う力が弱かったのですが、おかげで、直接授乳のときにごくっ、ごくっ、と飲み込む音が大きくなりました。搾乳器にも刺激してもらうことで、母乳の出が良くなったのだと思います。
3. 1日に数回、母乳を哺乳瓶であげることで、「乳首を咥えさせる攻防」が減り、気持ちが楽になった。
わが子とは、乳首を咥えさせるのに、ちょっとした攻防をしています。私はニップルシールドを使っているので、赤ちゃんの手で剥がされないよう防御しつつ、前屈みの体勢で乳首を咥えさせるのは、しんどくなる時があります。
1日に数回、哺乳瓶から母乳をあげられるようになり、この攻防が減ったので、気持ちが楽になりました。
まとめ|搾乳器を使うことで、体重は少しずつ増えて、授乳も楽になりました
今回は自分の体験を元に、搾乳器を使うようになったきっかけと、Medela(メデラ)の搾乳器の使用感、使った後に変わった事などを、お話しました。
結論としては、Medelaの搾乳器のおかげで、母乳量が分かり、成長に必要な分だけ授乳やミルクを足すことで、体重を少しずつ増やすことができています。
この記事が私と同じように、赤ちゃんの体重が増えなくて、授乳や赤ちゃんの吸う力を心配しているママさん・パパさんの参考になれば幸いです。